2010年 5月23日(日)14:00/18:00

薩摩琵琶奏者・友吉鶴心
花 一 看
琵琶の世界に触れる会

 

第8章『琵琶図鑑』第1回『渡来音楽から国楽へ』
ゲスト|安倍季昌(元宮内庁式部職楽部楽長)
演奏曲目|俊寛

入場|前売3,500円(当日3,700円)+1ドリンク500円
定員|各回25名/要予約

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(C)新潮社

 浅草出身の薩摩琵琶奏者・友吉鶴心が、伝統楽器の奏者としての決意とともに、浅草から発信するイベント『花一看』。「脚元を見つめる」という意味を持つ「看」をタイトルに、曲目や楽器にまつわる講話を交えてより身近に琵琶の音に親しみ、背景となっている日本の文化、現代における琵琶音楽の在り方を探る会です。薩摩琵琶の持つ勇壮さと繊細さ、奏者の息づかいまでをお楽しみください。

2002年から季節ごとに年4回開催してきた花一看は、この春から新しいシリーズ第8章『琵琶図鑑』が始まります。友吉鶴心と交流の深い様々な分野の第一人者を招き、琵琶音楽の昔と今をふまえ、未来とその可能性を見つめます。

第1回『渡来音楽から国楽へ』では、人生の大半を宮中での奉仕に捧げてきた京都方楽家二十九世・安倍季昌氏(元宮内庁式部職楽部楽長)を招き、ベールに包まれ神秘的な「雅楽」にまつわる講話の中に琵琶音楽の軌跡を探求します。

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安倍季昌(あべすえまさ)氏プロフィール
平安時代より29世を数える京都方楽家。この春、宮内庁式部職楽部楽長を退官。著書に『絵で読む楽家録』(書肆フロ−ラ)『雅楽がわかる本 ー 千年の楽家が伝える雅楽の世界』『雅楽 篳篥 千年の秘伝』 (たちばな出版) 他。