薩摩琵琶奏者・友吉鶴心
花 一 看
琵琶の世界に触れる会

2011年 7月2日(土)15:00/19:00
昼/夜ともに定員に達しましたので受付を終了いたしました

第9章『Requiem』
第1回『本能寺』

入場|前売3,000円(当日3,200円)+1ドリンク500円
定員|各回25名/要予約

浅草出身の薩摩琵琶奏者・友吉鶴心が、伝統楽器の奏者としての決意とともに浅草から発信するイベント『花一看』。
「脚元を見つめる」という意味を持つ「看」をタイトルに、曲目や楽器にまつわる講話を交えてより身近に琵琶の音に親しみ、背景となっている日本の文化、現代における琵琶音楽の在り方を探る会です。薩摩琵琶の持つ勇壮さと繊細さ、奏者の息づかいまでをお楽しみください。
第9章『Requiem(レクイエム)』では、語られる物語の中の〈鎮魂〉に焦点を当て、琵琶音楽の持つ本質的な1ページを開きます。第1話では、明智光秀の謀反に立ち向かう織田信長が、炎の中に立ちすくむ『本能寺』を解説と共に上演。
また、琵琶楽を近代音楽へ大成させた鶴田錦史(つるたきんし)生誕100年を憶え、『鶴田錦史と近代琵琶楽』の第一講をお届けいたします。

 

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友吉鶴心(ともよしかくしん)プロフィール
1965年浅草生れ。幼い頃より様々な伝統芸能を学び、両祖父の偉業である薩摩琵琶の発展を志し鶴田錦史に師事、祖父の名跡を世襲。文部大臣奨励賞/NHK会長賞等受賞。スペシャルドラマ『坂の上の雲』をはじめ数々のNHKドラマの琵琶指導/出演、デーモン閣下との共演『琵琶絵巻』、作家橋本治氏と共作『古典の新作』等様々に活躍中。台東区〈たいとう観光大使〉〈アートアドバイザー〉就任。日本大学芸術学部音楽学科講師。

photo (C) L.A.TOMARI