
奏者|雲龍 photo|Hideki Shiozawa Dec. 2008
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ギャラリー・エフの土蔵は 140 年前の慶応4年(1868年)に浅草・雷門で商売を営んでいた材木問屋が建てたものです。以来、雷門を含む浅草周辺は、関東大震災(1923年)と東京大空襲(1945年)という二度の大火災に見舞われました。堅牢なつくりの土蔵は、下町地域を焼き尽くした大火にも耐えたのです。柱や梁(はり)には太いヒノキやマツが惜しみなく使われており、江戸の左官職人が漆喰を丁寧に塗り上げた土壁は厚さ30 センチに及びます。 火災の熱から家財を守り、土蔵本来の目的を二度も果たしたこの建物は、表現の場として活用されるようになってから、まったく別の機能を発揮し始めました。それは、音響空間としての質の高さです。 ギャラリー・エフの土蔵では、これまでに100回を超えるライブイベントが行われてきました。そのジャンルは、民謡、アフリカンドラム、薩摩琵琶、ジャズ、講談など多岐に渡ります。そのほとんどが、スピーカーを通さない生音による演奏です。木と土という天然素材に囲まれた空間は、さまざまな楽器や声の響きをしっかりと受け止め、柔らかな音質に変換し、消えゆく余韻まで聴く者の耳にきちんと届けてくれます。 ビルの建ち並ぶ街にひっそりと佇む異空間の中で、闇と静寂から生まれる音に出逢う夜。定員わずか25〜30名という贅沢な環境で、それぞれの世界の一線で活躍する奏者たちの鼓動に触れるような親密な時間をぜひ体験してください。 |
![]() 銀河万丈朗読の会『ごんべん』別会 2008 |
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表記について |
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2階の床板には約 75×80 cm の吹き抜け部分があり(写真の格子部分)、角度によっては奏者の姿は見えませんが、演奏は聴くことができます。 チケット代金は同じです。
この濃密な空間で、間近に観客に囲まれている演奏家たちは、どんな気持ちで演奏しているのでしょう。彼らの心と体には、どんな音が還ってきているのでしょう。 出演ミュージシャンのコメント >> |
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過去の演奏会や感想などはこちら↓
'08 月夜の森7
'07 月夜の森6
'06 月夜の森5
'05 月夜の森4
'04 月夜の森3
'03 月夜の森2
'02 月夜の森1
'98 LIVE MONTH
琵琶の世界に触れる会『花一看』アーカイヴ