薩摩琵琶奏者・友吉鶴心
花 一 看
琵琶の世界に触れる会

第10章『平家儚常(へいけむじょう)
第1回『雨』

2012年 6月23日(土)15:00/19:00

入場|前売3,000円(当日3,200円)+1ドリンク500円
前売期間:6月18日(月)まで
定員|各回25名/要予約

昼/夜ともに一階/二階とも満席となりましたので
受付を終了いたしました[6月20日]

浅草出身の薩摩琵琶奏者・友吉鶴心が、伝統楽器の奏者としての決意とともに浅草から発信するイベント『花一看』。
「脚元を見つめる」という意味を持つ「看」をタイトルに、曲目や楽器にまつわる講話を交えてより身近に琵琶の音に親しみ、背景となっている日本の文化、現代における琵琶音楽の在り方を探る会です。薩摩琵琶の持つ勇壮さと繊細さ、奏者の息づかいまでをお楽しみください。
2012年夏から始まる第10章『平家儚常(へいけむじょう)』では、平家物語より様々な視点から『ものの哀れ』をテーマに上演いたします。
第1話では、作家・橋本 治と友吉鶴心の共作《古典の新作》より『雨』を解説とともに上演。橋本 治『双調平家物語』序章『雨』の段。即ち、大化の改新の物語です。

 

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友吉鶴心(ともよしかくしん)プロフィール
1965年浅草生れ。幼い頃より様々な伝統芸能を学び、両祖父の偉業である薩摩琵琶の発展を志し鶴田錦史に師事、祖父の名跡を世襲。文部大臣奨励賞/NHK会長賞等受賞。スペシャルドラマ『坂の上の雲』をはじめ数々のNHKドラマの琵琶指導/出演、デーモン閣下との共演『琵琶絵巻』、作家橋本治氏と共作『古典の新作』等様々に活躍中。放映中のNHK第51回大河ドラマ『平清盛』では芸能シーンの考案・指導や、効果音楽の一部を担当。台東区〈たいとう観光大使〉〈アートアドバイザー〉就任。日本大学芸術学部音楽学科講師。

photo (C) L.A.TOMARI