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Gallery éf 19周年企画展

『猫たちのいるところ〜飯舘村を、生きる』
空間、音声

会期|20164月28日(木)〜6月19日(日)
入場無料
12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
火曜定休
6月12日(日)16:30まで
6月18日(土)13:00〜16:00福島の猫の譲渡会開催

[会場|ギャラリー・エフ 浅草]
所在地:東京都台東区雷門 2-19-18

 

☆関連イベント☆
6月12日(日)『かみニャり ごろごろ 猫集会
会場|雷5656会館(浅草)
※チケットは完売しました

飯舘村給餌レポート(2013.4〜2014.9)

☆6月8日東京新聞したまち版にて紹介

福島第一原発の事故により全村避難となった福島県飯舘村では、仮設住宅での同居が許されなかったペットの犬や猫が置き去りになりました。激変した環境のなか、動物たちはヒトの営みが突如消えた場所で生きることを強いられました。

あれから五年。喪われた命は数えきれず、行き場のない動物たちは今も留め置かれています。村のいたるところで放射性廃棄物を詰め込んだ黒いフレコンバッグが積み上げられ、崩れかけた納屋や廃屋には、避難先から帰宅する村民やボランティアの配る餌を頼りに生きる猫たちが時に身を寄せ、時に通り過ぎては消えてゆきます。

いま猫たちのいるところ。
ある餌場でのべ二日間録音した音声からは、様々な命の生き抜く音が聞こえて来ました。この展示に写真は一枚もありません。猫たちを取り巻く環境を模した空間に身を置き、現在進行中の現実と命の気配を、いま私たちのいるところへ引き寄せるための試みです。

帰村の準備が進むとともに、猫たちは安心ではないわずかの居場所をも追われます。もとはヒトと暮らしていた家族です。いま私たちに何ができるのか、考え行動する機会になることを願います。

 

会場内は照明を暗くしてあります。移動の際は足もとと頭上に十分ご注意ください。
展示物には手を触れないようお願いします。小学生以下のお子さまには必ず保護者が付き添ってください。



photo: チーム銀次

 

 

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