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2009年 3月13日(金)〜4月12日(日)
ポーレ・サヴィアーノ
FROM ABOVE
写真
12:00-21:00|火曜休|入場無料

プレ展示(東京)|3月9日(月)/10日(火)ダンス公演『3.10 10万人のことば』終演後のみ
オープニング・レセプション|3月12日(木)19:00-21:00

アメリカ人写真家、ポーレ・サヴィアーノが長崎原爆の被爆者と東京大空襲の被災者を撮影したポートレイト写真の初展覧会。気鋭の写真家がレンズを通して歴史的な惨事を体験した人々の「今」と向き合った軌跡。

協力|長崎平和推進協会東京大空襲・戦災資料センター

【インタビュー記事掲載
毎日新聞3月13日付夕刊社会面東京新聞3月14日付夕刊社会面

TABlog インタビュー/朝日新聞3月18日付朝刊(都内版28面)/NHK WORLD (ニュース番組) /長崎新聞4月27日付
共同通信による配信
山梨日日新聞3月24日付朝刊15面/静岡新聞3月25日付夕刊4面
岩手日報3月25日付朝刊11面/河北新報3月28日付朝刊11面
神戸新聞3月28日付朝刊16面/南日本新聞3月29日付朝刊11面
情報掲載
朝日新聞3月25日付夕刊「美・博ピックアップ」

 


谷口稜曄(長崎)


千度以上の炎で焼かれた跡が残る土蔵の屋根瓦(浅草)

 ポーレ・サヴィアーノは、ニューヨークを拠点に活動する写真家です。2007年に日本での初展覧会『Striptease Burlesque』を開催した彼は、2008年秋にふたたび来日し、長崎と東京で撮影を行いました。その被写体は、1945年の長崎原爆、そして東京大空襲の生存者たちです。
 サヴィアーノは、こういった歴史上の惨事を客観的な史実としてではなく、人間の側から理解することをかねてより望んできました。彼は、生存者に実際に会って話を聞き、ポートレイト写真を撮影することが、写真家としてこの事実を理解するための唯一の方法であることに気づきます。

 長崎、そして東京を訪れたサヴィアーノは、17名の生存者と出会いました。64年前に何が起き、そしてその後の人生をどう歩んできたのか。彼は、一人ひとりが語る話をじっくりと感じ、そしてシャッターを切りました。サヴィアーノが捉えたのは、爆撃によって生じた肉体的な傷跡ではなく、生存者が自然な表情に垣間見せた生きることへの想いだったのです。

 写真展『FROM ABOVE』では、17名のポートレイトを中心に21点の写真を紹介します。会場は、江戸時代末に建立され、東京大空襲の猛火を焼け残った土蔵をアートスペースとして活用するギャラリー・エフ。若きアメリカ人写真家が、64年前に上空から降った悲劇に遭遇した人々の「今」と対峙した軌跡が、大空襲を記憶する空間のなかで静かに語られます。

 

来場者のコメント

 

ポーレ・サヴィアーノ(写真家)
1974年、米国・ニューヨーク生まれ。ポートレイト写真家としての評価は高く、Radiohead、The Smashing Pumpkins、AC/DCなどの撮影も手がけてきた。展覧会による作品発表にも積極的で、バーレスクダンサーたちを被写体とした写真展『Striptease Burlesque』は東京、上海、ヘルシンキを巡回した。

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舩渡和代(東京)