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演劇公演


『息子』
作  小山内薫
演出 石井幸一(鎌ヶ谷アルトギルド/一徳会)
出演 高崎拓郎 G.K.Masayuki  田中惇之
         『オーガスタス 父を探し求める』
作  ハロルド・チャピン
翻訳 青井陽治
演出 村井雄(KPR / 開幕ペナントレース)
出演 高崎拓郎   G.K.Masayuki  田中惇之
   陰山泰

2019年2月9日17日
会場|ギャラリー・エフ 浅草

2月
 9(土)
10(日)
11(月)
16(土)
17(日)
14:30
 
 
 
 
 
19:30
 
 
 
 
 

※各日時ともに、二作品続けて上演いたします。※受付開始、開場は開演の30分前となります。

  :黄色表示の公演日はまもなく定員です
  :ピンク色表示の公演日は満席・受付終了です

入場:前売 3,500円 当日 3,800円(1ドリンク付)
定員 各回25名/要予約
*公演が始まってからの入場は出来ませんので開始時刻に遅れないようにお願いします。

KPR / 開幕ペナントレース
特設ページ


日本の古典戯曲である小山内薫による『息子』と、
その原案であるハロルド・チャピンに『Augustus in search of a father』のそれぞれを、
前者を鎌ヶ谷アルトギルド/一徳会の石井幸一氏が演出を担当し、青井陽治氏による新訳である後者を同氏のドラマターグを踏まえ、KPR / 開幕ペナントレースの村井雄が演出を担当し、同時上演致します。
大正時代にイギリスと日本で書かれた同じ舞台設定である上記の二作品を、異なる演出論を持つ二人の演出家がそれぞれの世界観によって同時上映することで、時代や場所を超えた親と子の繋がりの普遍性を強く描き出します。


【あらすじ】
師走の江戸(12月のロンドン)、夜更けの火の番小屋で老人が火にあたっていた。
そこへ一人の男がやってくる。
追われている様子の男に老人が話を聞くと、大阪(アメリカ)でいかさま博打(カジノでいかさま)をして稼いでいたというので、老人は自分の息子も上方(アメリカ)で働いているという。男が老人にその息子の名前を尋ねると金次郎(オーガスタス)だと答えた。その名前を聞き、男はこの火の番こそ九年ぶりに会う自分の父親だと悟るが、息子はかたぎだと信じている父親に名乗ることが出来ない。
そこへ補吏(夜警)がお尋ね者の男を捕らえようとやってくる。捕らえられた金次郎(オーガスタス)だが、補吏(夜警)が父親にこれはお前の息子だと見せようとした途端、縄を切って逃げ出す。やがてひそかに戻ってきた金次郎(オーガスタス)は柱の陰から父親に手をあわせ(祈りを捧げ)去っていく。老人は金次郎(オーガスタス)の無事を願って、その後を見送るのだった。


『息子』
作:小山内薫/演出:石井幸一(鎌ヶ谷アルトギルド/一徳会)/出演:高崎拓郎 G.K.Masayuki   田中惇之
『オーガスタス 父を探し求める』
作:ハロルド・チャピン/翻訳:青井陽治/演出:村井雄(KPR / 開幕ペナントレース)/出演:高崎拓郎 G.K.Masayuki   田中惇之 陰山泰

照明:沖野隆一 美術:竹邊奈津子 宣伝美術:秋澤一彰 プロデューサー:高崎拓郎

協力=株式会社カンパニー・ワン 鎌ヶ谷アルトギルド/一徳会 石井光三オフィス RYU CONNECTION   佐々木裕子 ギャラリーエフ・Izumi   吉祥寺GORILLA   秋澤デザイン室
企画・制作=KPR / 開幕ペナントレース

石井幸一:
演出家。1979年生まれ。千葉県鎌ケ谷市在住。東京農業大学卒。鎌ヶ谷アルトギルドと一徳会の主宰者。(公財)舞台芸術財団演劇人会議(JPAF)会員。第20回BeSeTo演劇祭実行委員。他、(株)ネルケプランニング製作「昭和文学シリーズ」脚本など。2007年、JPAFが主催する利賀演出家コンクールにおいて優秀演出家賞を受賞。2013年には第2回アジア演出家フェスティバルに日本代表演出家として参加。2017年には、舞台『ACCA13区監察課』の脚本・演出を担当。

村井雄:
目黒区職員を経て、2006年に開幕ペナントレース(現 KPR / 開幕ペナントレース)を旗揚げ。以降、全作品の構成・脚本・演出を担当。初の海外公演(2009年アメリカ公演)にてThe New Yourk Times 他、各種メディアより高い評価を得る。
2015年よりスタートした海外ツアーでは、その「恐るべき俳優たちによる現代演劇作品(Tuniscope / チュニジア)は「本物のアーティスティックな体験(La Provence / フランス」であると、その脚本・演出が賞賛される。
2016年のCINRA.NETでの小林賢太郎さんとの対談「小林賢太郎が惚れ込む「自由」すぎる天才演出家・村井雄の正体」が話題となる。
2013年舞台芸術財団演劇人会議主催利賀演劇人コンクール奨励賞、2014年世田谷区芸術アワード “飛翔” 舞台部門受賞。